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名古屋神宮前自習室ブログ

2017/04/16 /

英語関連試験の最速学習マップ (中級者~上級者用)

こんにちは。講師の服部です。

英語学習者(中~上レベル)用の試験は最近ますます人気となっています。

そんな試験の目標得点別難易度と高得点をマークするコツを紹介していきます。

 

  1. 高校レベル文法、単語の定着、大学入試
  2. TOEIC800点台・TOEFL80点台
  3. 英検1級
  4. TOEFL100点台

 

 

 

  • 高校レベル文法、単語の定着、大学入試

英語学習者の皆さんなら必ず一度は通る高校レベルの英語文法と単語、この二つはその上の試験を受ける上で非常に大切な基礎となってきます。この土台がしっかりしていればしているほど、より安定した点をマークすることが可能なので、この段階がなっていない人は他のレベルと並行しながらでも基礎を固めましょう。

 

文法の基礎固めには?

ブレイクスルー総合英語、基礎英文問題精講、スクランブル英文法語法

これら通常の高校生が学校で使用するレベルの教材であれば、内容は大体同じですので、本自体はどれでもいいです。大事なことは基礎をかためることなので一冊の本でもやりこんで勉強しましょう。

 

単語の基礎固めには??

ターゲット1900、英検パス単準1級など

単語のレベル目安としてはImprove, sophisticated, appreciate, contributeなどです。

 

 

基礎英語の固まっていない人は、いきなり難易度の高い試験に取り組む・高得点目標を設定して試験に取り組むのではなく、一度振り返って基礎を固めてみましょう。

 

 

  • TOEIC800点台・TOEFL80点台

1のレベルが出来ている皆さんならTOEIC800点以上やTOEFL80点が可能なはずです。公式の問題集などを使って本番前に練習するのもよいでしょう。これらの点数は、大学入試の難易度と比較すると早慶上智の入試問題程度、英検と比較すると準1級の難易度またはそれよりやや難しい程度です。

 

 

  • 英検1級

実際にTOEFL、TOEIC、英検の難易度を比べることは難しいですが、ライターの個人的な体験からTOEIC800点台と英検1級はかなり差があると思います。

 

英検1級で求められる、そして受験者が最も苦しむであろうセクションは単語知識を問うセクションです。実際に大学入試などでrephraseされる(高校生用に単語を置き換えられる)単語をそのまま使っているのが英検1級です。以下、例題です。

 

She felt completely frazzled after looking after her grandchildren all day.

She felt completely worn out after looking after her grandchildren all day.

 

Frazzle の意味は疲れさせる、上記の文では疲れている、の訳となります。Wear out疲れさせるは簡単なイディオムですがfrazzledのような上級単語が英検1級では必要となります。

 

語彙力強化のためには過去問分析から単語を頻度順に並べたでる順パス単1級などがよい資料でしょう。反復練習を通して、知識を積み上げていきましょう。huddle(gather), rescind(revoke), perturb(upset), baffle(puzzle)などの難単語が収録されています。カッコ内の単語はrephraseされた場合に使われるであろう同義のより簡易でメジャーな単語です。

 

 

しかし英検1級には合格・不合格という明確な評価があり、受験回の難易度にも依存しますが、およそ7割の正解数がボーダーラインとなるでしょう。もし不得意なセクションがあるならば、対策をしていく中で他の分野で時間を使い、得点を稼ぐことなども作戦の一つです。一次試験のセクション1、語彙、イディオム、文法問題はライター個人の意見としては英検1級の試験の中では最も難易度の高いものですので、試験準備に時間を割けない人などは他のセクションの対策に時間を使うほうが有効といえるかもしれません。

 

 

 

  • TOEFL100点台

これを達成するには読解、リスニング一辺倒にならない、バランスの取れた英語のスキルが必要です。これを達成する学習者の皆さんの中には、留学経験のある方も多いでしょうが、日本での学習でスピーキングを発達させることも可能です。横山カズ先生のパワー音読(POD)は日本人英語学習者の英語での反射神経を発達させるにおいて、最も効率的な本の一つといえるでしょう。

 

具体的にこの本を使うにあたって、意識することは反復練習の中で、どのような文脈でどのようなフレーズが使われるのかを脳に叩き込むことです。

 

また、繰り返しの音読練習は発音の矯正にも役に立つでしょう。

What are you doing? のWhatとareの繋がりをtではなくrで繋ぐことなどは一度つかんでしまえば様々な場面で応用できます。(What isの繋がりもrです。)

 

発音の矯正は脳で音を正しく認識することを意味します。読解をする分には英語を音でとらえる必要はないですが、リスニングセクションでは英語の文が次々と流れてくるため、一瞬で音と意味を認識する必要があります。その意味では正しい音と自分の認識できる英語を結びつけることは非常に大切なことといえます。

 

 

以上のことから分かるように、英語学習は全てのスキルを伸ばしていくことが大切です。一つのスキルでの成長が他のスキルでの成長を促すからです。読解力をつけるために単語を学ぶことは重要であり、単語を音でも認識していればリスニング力にも繋がります。繰り返し聞くことで脳に定着し日常的に喋る英語や書く英語にその単語が出てくるようになるでしょう。地道な基礎トレーニングが一番の近道であり、これを読んでくださるやる気のある読者の皆さんになら、これら試験での合格、高得点も可能だと思います。

 

 

Practice makes perfect. Mistakes make you stronger.

 

 

自分の行うべき努力をして、読者の皆さんが目標を達成することを願っています。

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